どうも!とりこうです!
今回は「かもめのジョナサン」を読んだ感想・レビュー・評価です。
記事の下の方はネタバレを含むので、未読の方はスクロールし過ぎないようにご注意ください。
注:本記事は全て、ぼくひとりの感想でしかありません。ふーん、いろんな考え方の人がいるんだなあ、くらいの気持ちでお願いします。
評価
「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」と日本の偉人、夏目漱石が言いました。
外国にはかもめが言う国もあるようです。
「かもめのジョナサン」の内容を超ざっくりいうと、飛行技術の向上、特に速く飛ぶことに命を懸けたかもめのジョナサン・リヴィングストン(名前カッコいい)の向上心!探求心!自由!そして愛とは…!というお話しです。
短くてとても読みやすいです。ストーリーもちゃんとしていて、文体の美しさがどうこうというような小難しい文学本ではありません。読後感もスッキリとして気持ちいいですね。読書初心者にもずばりオススメです!
面白さ 8/10
泣ける 3/10
といったところでしょうか!
途中、ちょっとホロリときました。
ストーリー
————–ここからネタバレあり—————
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速さを求める向上心の塊・ジョナサンはかもめ界の異端児です。当時のかもめ界には「食べること」「生きること」の思考しかありませんでした。速く飛べて何になるってんだ、馬鹿か?くらいに思われています。
しかしそんな環境にも負けず、頭の良いジョナサンはどうしたらもっと速く飛べるのかを考え、行動し、ついに飛ぶ速さが時速300キロを越えます。
時速300キロのかもめを想像すると笑えますが、とにかくかもめ界最速記録を叩き出します。
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ジョナサン「俺はやったぞ!限界突破だ!お前らも食って寝るだけでなく生き甲斐を見つけろよ!」
他のかもめ「ジョナサンはついにやったぞ!すげー!」
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…という妄想をしながら群れに戻ったジョナサンですが、300キロはさすがに異端過ぎて群れから永久追放されてしまいます。
この後、ジョナサンは飛行技術を更に磨き、高速、低速、長距離、曲芸飛行と極めていきます。しかも他のかもめより頭を使うことで脳も活性化され超寿命まで手に入れます。
もはや最強のかもめになったかと思えるジョナサンですがしかし、追放された旅の果てに彼と同じ超級のかもめ達に出会います。そして更に、上には上がいることを知るのでした……!!
どうするジョナサン!!!!
……続きは書籍で!
感想
いやー面白い!!
「かもめのジョナサン」は名作と言われておりますが、確かに間違いなく名作ですね!
読んで損はない一冊でしょう!
…まあページ数は少ない(写真のみのページを含めても131ページしかない)ので定価で買うとどうかな、というのはありますが…。
(ぼくはブックオフで買いました(笑))
なんにせよ!(おい)
読後感も非常に良く、オススメの一冊でした!
参考になれば幸いです!
それでは!
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おれは完全なカモメ、無限の可能性を持ったカモメとしてここに在る!
新潮文庫「かもめのジョナサン」77頁より抜粋
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