どうも、とりこうです。
今日はあまり見ない事象かと思いますが、デスクトップや特定のフォルダに作成したファイルに鍵マークがつくようになってしまった際の解決手順の解説です。

この事象が起きても別にファイルが開けないわけでもありませんし、なんでしょうねコレ。

みなさん、「何もしていないのに突然こうなった」って言うんですよね。
隠しショートカットキーがあるのかな・・・?
解除手順
さてさて、手順解説と言いつつ簡単なんですよね。まずは鍵マークがつく最上位フォルダを探します。
例として、私は分かりやすいようにデスクトップフォルダ全体に鍵をかけてテスト画像を用意しています。この状態でデスクトップ上にファイルを新規作成すると鍵マークが付きます。

ではどこまで階層を上がっていけば付かなくなるか、というところを探します。
もう一つ上の階層(↓画像の位置)に作成した新規ファイルでは鍵マークが付きませんでした。さらによく見てみるとデスクトップフォルダに鍵マークが付いています。そう、こいつが犯人です。

私の例では前述の通り「デスクトップフォルダ全体」が暗号化される設定になっているので、デスクトップ上に置かれた子ファイル達にも鍵が付いてしまうという仕組みなのです。
では早速解除していきましょう。該当フォルダ(例ではデスクトップ)を右クリックプロパティします。

↑整理していない異常なデータ量から目を背けつつ、「詳細設定」を押します。

↑「内容を暗号化して~」のチェックが余計なので、外してOKを押していきます。

↑OKを押しているとこんなことを聞かれますので、「変更をこのフォルダ~」の方を選択してOKを押します。
これで完了です。
まとめ
鍵マークの正体は暗号化のセキュリティ設定でした。
補足ですが、この設定に何の意味があるかと言いますと、「1台のパソコンにユーザーが複数あって、データを他のユーザーに見られたくないとき」に有効なものとなります。例えば管理者ユーザーA、一般ユーザーB(あなた、暗号化設定済み)、一般ユーザーCといたときに、あなたが設定した暗号化フォルダの中身はAさんとCさんが見ることはできません。しかしあなたのログインパスワードを使ってなりすましログインされてしまったらアウトです。また一般ユーザーが暗号化設定を行うこと自体を管理者が制限しているケースもあります。
以上で「あの鍵マークは何だ!?」の解説記事は終わりです。解決できましたら何よりです。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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