どうも、とりこうです。
目的は同じなのに、利権によって世界中で違う規格が採用されているのって、本当にユーザー目線では害悪でしかありませんよね。
スマホ充電のUSB規格とライトニング規格、メーカーごとのパソコン充電端子の形状、HDMIだのDisplayだのDVIだのDsubだの・・・、そして今回はパソコンの盗難防止用セキュリティワイヤーロックの穴!
ただ穴をあけるだけでわざわざ大きさを変えてくる嫌がらせは一体何なんでしょうね。
仕様表にも規格は書いてなかった・・・。「ロック取り付け穴」じゃねンだわ。
セキュリティケーブルロックの規格は主に3種類!
というわけで調べましたところ、主要な企画は3種類のようです。(多分これ以外にも分けてくる嫌がらせも存在することでしょう。。。)
※あとで商品広告を貼るので画像パクリ許してくださいサンワさん( ;∀;)
一番大きいのは「ケンジントン」
横7㎜×縦3㎜の規格です。
サーバやデスクトップパソコン、そして15.6型の大きいノートパソコンあたりはこれのようです。
中くらいのは「NanoSavar(ナノセーバー)」
横6㎜×縦2.5㎜の規格です。
14型などのノートパソコンや、HPなどの外資系パソコンは該当してくるものがあります。これも仕様表をチェックして書いていないようならメーカーに問い合わせるのが吉でしょう。
そして小さいのは「Noble(ノーブル)ロック」
横4.5㎜×縦3.2㎜の規格です。
これは・・・なんでしょうね。この規格を採用しているパソコンは見たことないです。
という感じで、主要な大きさが3種類なのですが、おそらく世界中で見ればもっと多くの規格が存在することでしょう。
とにかくこれを買っておけ!!(ステマならぬダイマ)
何買ったらいいか分かんねーよ!!って人も多くなってきた頃かと思います。調べていたら最強商品がサンワサプライから発売されていたので、ダイレクトマーケティングということでリンクを貼っときます(^^♪
これを買っておけば上記の主要3種類を切り替えて使うことができるので、穴のサイズを気にする必要がほぼなくなります!あくまで「ほぼ」です!あとで文句を言わないように!
素晴らしい商品を開発してくれたサンワサプライに幸あれ!!
雑記
読まなくても全く問題ありませんが、ここで複数の規格が生まれてしまった歴史的背景をひとつまみ。
歴史的背景
Kensington Security Slot (K-Slot)
- 導入: 1992年にKensingtonが最初に導入しました。Kensingtonは、物理的な盗難防止ソリューションとしてK-Slotを開発し、多くのノートパソコンやデスクトップパソコンに採用されました。
- 普及: その後、K-Slotは多くのコンピュータメーカーに広く採用され、業界標準としての地位を確立しました。
Noble Lock Slot (N-Slot)
- 導入: 2013年にDellなどの一部のメーカーがN-Slotを導入しました。K-Slotの普及の後、自社製品の差別化を図るために開発されました。N-Slotは、K-Slotよりも小型で、薄型デバイスに適してるという名目です。
- 普及: N-Slotは特にDell製品で広く採用されましたが、他のメーカーにも一部採用されました。
Kensington NanoSaver (NanoSlot)
- 導入: 2016年、Kensingtonはさらに小型のデバイス向けにNanoSaver(ナノセーバー)規格を導入しました。これは、ウルトラブックやタブレットなど、非常に薄型のデバイスに対応するために開発されました。ある意味N-Slotの対抗馬という形にも取れます。
要するに、キングストンとDELLの競争によって我々ユーザーが不便を被っているというわけですね。
以上、おまけでした。
コメント